談話室

▼▽秋田県民が羨(うらや)ましい。甲子園球場を沸かせる金足農業の躍進にそう思っている本県高校野球ファンは少なくなかろう。秋田県勢103年ぶりの決勝進出。全国制覇を懸けて戦う地元球児を応援できる喜びはどれほどか。

▼▽話題性のあるチームだ。地方大会から出場しているのは3年生9人だけ。全員県内出身でいわゆる「野球留学」組はいない。勝利後の校歌は体を大きくのけ反らせて全力で歌う。公立農業高校の大活躍は、全国的に数が減っている農業系高校で学ぶ生徒を勇気づけてもいる。

▼▽何より戦いぶりに引かれる。3回戦は八回裏の3点本塁打で逆転勝ち。準々決勝で逆転サヨナラを決めた2点スクイズはしびれた。準決勝は終盤の窮地をしのぎ競り合いを制した。東京の日大三や横浜など全国から野球エリートが集う強豪を地方球児が倒すさまは胸がすく。

▼▽決勝の相手はプロ予備軍とも言える最強王者・大阪桐蔭。第1回大会の決勝で涙をのんだ秋田勢が100回の節目にリベンジを果たす。野球の神様がそんな痛快なドラマを用意してくれていると信じたい。ここまで来たなら東北勢初優勝の栄誉は譲ってもいい。あと1勝だ。

(2018/08/21付)
最新7日分を掲載します。
  • 8月21日
  • ▼▽秋田県民が羨(うらや)ましい。甲子園球場を沸かせる金足農業の躍進にそう思っている本県高校野球ファンは少なくなかろう。秋田県勢103年ぶりの決勝進出。全国制覇を懸けて戦う地元球児を応援できる喜びはどれほどか。[全文を読む]

  • 8月20日
  • ▼▽中央気象台の予報官室で議論が沸く。「日本の女の名にしたらどうか。『まゆみ』とか『おてい』とか」「サクラ、スミレ、タンポポはどうかな」。占領下から日本が1952年に独立を回復して間もない頃のことだ。 [全文を読む]

  • 8月19日
  • ▼▽僧侶になるため寺に入った少年は、大好きな絵ばかりに熱中して修行に身が入らない。和尚さんがいくら注意しても馬の耳に念仏だ。とうとう堪忍袋の緒が切れた和尚さんは、少年を本堂の太い柱に縛り付けてしまう。 [全文を読む]

  • 8月18日
  • ▼▽鶴岡市の赤川花火大会開催日は庄内と内陸を結ぶ国道112号が大混雑する。今年は18日。国土交通省は温泉施設と連携し渋滞の解消を試みる。大会前の観光と見物後の入浴を勧め移動時間帯の分散化を目指すという。 [全文を読む]

  • 8月17日
  • ▼▽宮沢賢治の「雨ニモマケズ」は、自身の願望を乗せた詩だ。小さなかやぶきの小屋にいて、中には「東ニ病気ノコドモアレバ/行ッテ看病シテヤリ/西ニツカレタ母アレバ/行ッテソノ稲ノ束ヲ負ヒ」との一節もある。[全文を読む]

  • 8月16日
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  • 8月15日
  • ▼▽遺骨をペンダントなどに加工したり小さな容器に入れたりして身近に置く「手元供養」が近年多様化しているという。少子化などにより墓の維持が難しくなっていることが、新たな供養の形を出現させる一因のようだ。[全文を読む]

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