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山形大、米沢に拠点設立へ 20社参画、インクジェット研究開発

2018年03月08日 12:30
研究内容を説明する酒井真理産学連携教授(右)と高橋辰宏教授=山形市・山形大小白川キャンパス
研究内容を説明する酒井真理産学連携教授(右)と高橋辰宏教授=山形市・山形大小白川キャンパス
 山形大は7日、インクジェットプリンターの技術を新たなものづくりに生かす産学連携の研究拠点「インクジェット開発センター」を米沢市の産業団地「米沢オフィス・アルカディア」内に設立すると発表した。インクジェットの関連企業約20社が参画し、技術を公開するオープンイノベーションで産業化につなげたい考えで、国内初の試みという。

 インクジェットは、直径が髪の毛の太さの数分の一の微小な液を噴射させ、紙への印刷だけでなく、あらゆる物の表面に微細なパターンを描くことができる。電子回路などのデバイス製作、3次元造形など多彩な応用が可能となっている。

 新しい技術の発展に向け、欧米では、自社技術を公開して他社との連携を図るオープンイノベーションの拠点を大学が担い、3Dや回路基板分野で製品化が加速している。一方、日本の場合は、企業が技術を社内にとどめる傾向にあり、連携が進まず応用面で後れを取っているのが現状だ。今回は、参画企業が共通の課題を出したことで、研究体制の構築につながった。

 センター長を務める酒井真理(しんり)産学連携教授、高橋辰宏教授(有機エレクトロニクスイノベーションセンター長)が7日の定例会見で概要を説明した。設立場所は米沢オフィス・アルカディアに整備中の有機材料システム事業創出センター(仮称)内とし、実験室とオフィスを設ける。酒井産学連携教授は「正確に液を置いてパターンをつくる基盤技術の開発に努めたい」と抱負を語った。

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