県内ニュース

共助や交通基盤の4本柱、新構想案公表 山形・宮城連携のハーモニープラン

2018年03月09日 09:43
PR
 山形、宮城両県の連携に関する基本構想「みらい創造! MYハーモニープラン」の策定から約10年が経過し、見直しを進めていた両県は8日、新構想案を公表した。東日本大震災を教訓にした相互扶助や人口減少の深刻化、情報通信技術(ICT)の進展など情勢変化を踏まえ全面刷新し、新構想は共助や交流、イノベーション、交通基盤の4項目を施策の柱に据えた。

 県は同日からパブリック・コメントをスタート。今月22日まで実施し、県民の意見を加味した上で今月中に新構想を策定する。

 現構想は2007年に策定。両県を圏域に、多様な資源を共有して新たな価値を創出し、東北の中枢圏域を目指す将来像を描いた。官民一体の「宮城・山形未来創造会議」を推進母体に▽広域環境・生活圏▽広域経済圏▽広域交流圏―の形成に向けてドクターヘリの相互利用や合同商談会の開催などに取り組んできた。

 策定から約10年間の連携内容や社会情勢の変化に関し、感染症対策や東北の暮らし方・地域特性を生かした人づくりでの連携、ICTを活用した新分野での事業展開、インバウンド(海外からの旅行)拡大を見据えた誘客などを課題と総括。課題解決や新たな価値の創造に向けて、新構想を描くとした。

 新構想は18年度からおおむね10年間で推進母体は未来創造会議が担う。「歴史や復興の深い“絆”をもとに、交流・イノベーションにより、未来を共に創(つく)る『宮城・山形』」を将来像に設定。新たな連携の可能性として▽共助の下で多様な人材が活躍する地域・暮らし▽インバウンドをはじめとした観光・交流▽イノベーション、成長期待産業の集積による産業・経済▽代替機能を担う交通基盤―の4項目を掲げた。

 共助では、震災の教訓を生かした防災教育や防災・減災対策の強化、感染症に対応した広域連携を例示し、両県境部に位置する蔵王山の防災対策推進などを盛り込んでいる。交流は、雪や食文化などの観光素材を組み合わせ、仙台空港と山形、庄内両空港が連動した広域周遊ルートの確立と2次交通の充実、ICTによる市場調査・分析など。

 イノベーションは、本県のバイオ関連産業、有機ELなどを活用した研究開発・関連企業の集積などを施策展開の方向性と位置付ける。交通基盤整備は、両県を結ぶ地域高規格道路などの格子状道路ネットワーク形成、奥羽、羽越両新幹線の整備促進などを明示した。

関連記事

by weblio


おすすめニュース

文字サイズ変更
  • 小
  • 中
  • 大

県内7市発行メールマガジン登録無料

ふるさとだより

毎週木、金曜日配信中!

ニュース特集

スポーツ

教育・子育て

おでかけ

暮らし情報

twitter発信中

山形新聞からお知らせ

  1. 【2018年8大事業】
     山形新聞、山形放送の2018年の8大事業が決まりました。詳しくは、こちらから
  2. 【やましん公式FB】
     山形新聞社は、インターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」の公式ページを新設しました。
     公式ページでは山形新聞のニュースのほか、本社からのお知らせなどを中心に紹介します。
     アドレスは、こちらから
  3. 【やましんe聞で動画視聴】
     読者限定の電子版「やましんe聞」で動画を閲覧できる新サービスを始めました。詳しくは、こちらから。
  4. ◆中学、高校の各種スポーツ大会の記録を紹介。検索機能も備えています。アクセス方法はこちら
  5. ◆探したい記事がきっと見つかる、山形新聞記事データベース。他社DB横断検索が便利な日経テレコンジー・サーチファクティバ
  6. ◆県外でも今日の朝刊が朝一で読める「お届け電子版
  7. ◆ニュース速報、高校野球、モンテ情報、おくやみ… 身近な情報を携帯で確認「モバイルやましん
  8. ◆故郷の話題をメールでお届け、ふるさとメール会員募集(登録無料)
山形新聞から
販売から