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週末、サクランボ乾燥注意 気温30度超え予想、県「状況見て、しっかり灌水」

2019年05月25日 11:58
サクランボの着果状況を確認する調査員=天童市荒谷
 県は25~28日にかけて気温が30度を超えることが予想されることから、サクランボの生産者に高温対策の徹底を呼び掛けている。結実期に入っているサクランボは乾燥による成長阻害が懸念されるため、適切な水管理が必要とする。24日には、県さくらんぼ作柄調査委員会による作柄調査が行われ、調査員が村山、置賜両地域の主産地の現状を確認した。

 県や山形地方気象台によると、県内は25日から気温が30度を超え、翌26日には35度近くになる見込み。サクランボの幼果は比較的、暑さや日差しに強いが、地面が乾燥すると水分が実に届きにくくなり、大きくならないことがある。気温が高いと乾燥しやすいため、状況に応じて樹木周辺に水をまく必要がある。

 県やJAなどで組織する同委員会は、毎年同じ園地で樹齢20~30年の指定樹を調査している。この日は調査員約50人が山形や天童、寒河江など12市町にある園地48カ所で主力品種「佐藤錦」や県奨励品種「紅秀峰」の着果量や実の肥大状況を調べた。

 天童市内の園地では、県職員らが指先大に成長した緑色の実が幾つあるか数えてデータを記録した。おおむね順調に生育は進んでいるといい、佐藤純県農林水産部技術戦略監は「状況を見ながら、しっかり灌水(かんすい)をしてほしい。作業をする人は熱中症にならないように体調管理をしてもらいたい」と話した。2019年産の予想収穫量や収穫時期は28日に発表する。

 露地物より一足先に販売が始まるハウス無加温栽培のサクランボは、これから収穫期を迎える。気温が高いと、ハウス内の温度も上がり、収穫前から実が軟化する「うるみ果」が発生しやすくなる。県はハウス内の換気をして温度を下げたり、日当たりのいい場所から収穫を始めたりして品質低下を防ぐように指導している。

 県農業技術環境課の担当者は「わずかな油断が作柄に影響しかねないので、園地を確認しながら、十分な対策を取ってほしい」と話している。

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