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白鷹の複合施設内に新図書館オープン 町出身・佐藤氏寄贈の蔵書紹介コーナーも

2019年06月16日 12:16
多くの家族連れでにぎわう新町立図書館=白鷹町
 白鷹町まちづくり複合施設内に整備された新町立図書館のオープニングセレモニーが15日、現地で行われた。広さは従来の3.5倍で、ゆったりとした空間に絵本読み聞かせや学習スペースを確保した。併せて宇宙物理学の第一人者で町出身の佐藤文隆京都大名誉教授(京都府)から寄贈を受けた著書や蔵書を紹介するコーナーも設けた。

 図書館はこれまで旧中央公民館と同じ建物内にあったが手狭だった。新図書館は、町産スギ材を活用した同施設の町役場北西側1階に整備し、広さ約550平方メートル。児童図書や辞書、図鑑、数学や歴史の書籍、郷土資料などを書架に並べた。貸し出し対象は約4万5千冊。座って絵本を読める「おはなしのひろば」、学習室、図書の閲覧スペースなどを用意した。

 セレモニーでは横沢浩副町長が「ここが文化の交差点に、情報の発信基地になってほしい」とあいさつ。町少年少女合唱団が元気な歌声で花を添えた。親子連れが早速利用し、お目当ての本を借りた。保育園年少の沼沢協海(きょう)ちゃん(4)は「アンパンマンやノンタンの本がいっぱい」と夢中になって読んでいた。

白鷹町出身の宇宙物理学者・佐藤文隆氏の著書や蔵書を紹介するコーナー
 一方、佐藤氏は長井高を卒業後に京大に進み、ブラックホールの解明につながる方程式の解を導いた研究で知られる。ロングセラーの「アインシュタインが考えたこと」をはじめとする自身の著書や、科学や物理学、哲学、生活、文化など多様なジャンルの蔵書を昨秋、町に寄贈した。

 新図書館では「佐藤文隆文庫」として約1500冊を紹介し、一部は貸し出している。日本初のノーベル賞受賞者で佐藤氏と交流があった湯川秀樹の書も展示した。担当した町地域おこし協力隊の三浦康さんは「大人はもちろん中学生くらいの子どもも手に取りやすい本が多い」とPRした。

 図書館は午前9時~午後7時に開館。休館日は第2・第4木曜日など。問い合わせは図書館0238(87)0217。

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