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肉量よりうま味~新たな県産種雄牛 県発表、食味抜群の「福福照」号

2019年06月25日 10:31
新たな県産種雄牛としてデビューした「福福照」号(県提供)
 本県和牛生産を支える種雄牛として、新たに「福福照(ふくふくてる)」号が加わった。食味に関する能力は歴代の県産種雄牛の中でもトップクラスの実力を備え、肉量より、うま味や口溶けの良さに重きを置いて選抜。これまでにない新たな特徴を武器にブランド力の向上を図る。

 24日に県が発表した。現役の県産種雄牛では5頭目となる。肉質が良好な但馬系の種雄牛「福安照(ふくやすてる)」を父に持ち、新庄市内の畜産農家の下で2013年に生まれた。遺伝的に赤肉のうま味に関連するイノシン酸をつくり出す能力が高く、脂肪の口溶けの良さは歴代の県産種雄牛の中で最も優れている。

 食味に関する能力(うま味成分、口溶けの良さ)は17年にデビューした「神安平(かみやすひら)」と「幸花久(ゆきはなひさ)」がいずれも「良」に対し、「福福照」は「優良」となっている。枝肉重量463キロ、ロースの大きさを示すロース芯面積65.1平方センチ、霜降りの入り具合の脂肪交雑7.1と、その他の数値は平均的だが、食味に関する能力が高い評価を得た。

 これまで種雄牛の選抜は枝肉重量や脂肪交雑が重視され、食味の要素は参考程度だったという。近年は消費者の好みが多様化しており、食味を含めた能力に注目が集まっている。県畜産振興課の担当者は「これまでにない能力を持つ『福福照』が加わることによって生産者の選択肢の幅が広がる」と期待を込める。7月ごろから精液の提供を始める。

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