2017年スポーツ県内十大ニュース

 アスリートの躍動は今年も県民に力を与えてくれた。勝利の喜び、敗戦の悔しさ。将来の華々しい活躍を期待させるニュースもあった。2017年のスポーツから本県関係の十大ニュースを振り返る。

1本県などで南東北IH、県勢躍動

南東北インターハイの総合開会式で入場行進する本県選手団=7月、天童市 南東北インターハイの総合開会式で入場行進する本県選手団=7月、天童市

本県を幹事県に宮城、福島との3県で全国高校総体夏季大会(南東北インターハイ=IH)が7~8月に開かれた。本県開催は1972(昭和47)年の「47IH」以来、45年ぶり。

県勢は陸上女子円盤投げの斎藤真希(鶴岡工)、同200メートルの青野朱李(山形中央)、ソフトテニス少年男子団体の羽黒、重量挙げ53キロ級スナッチの長谷部達也(酒田光陵)が頂点に立ち、カヌースプリントの谷地勢は男女の学校対抗も含めて優勝9と圧巻の成績。合計の優勝数は13、入賞数は47IHの81に次ぐ60と活躍した。総合開会式の公開演技や大会運営などでは多くの高校生が関わり、成功を支えた。

2競泳小関、世界水泳で銀

競泳男子平泳ぎの小関也朱篤(やすひろ)=ミキハウス・羽黒高出=が7月の水泳世界選手権200メートルで銀メダルを獲得。世界トップレベルの実力を改めて示し、2020年東京五輪に弾みを付けた。

リオデジャネイロ五輪は200メートル5位。五輪後に高地トレーニングを重ね、スピードと持久力を磨いた。11月に50メートル短水路日本新を出すなど上り調子にある競泳陣のエースは、18年を「いい形で東京五輪を迎えるための1年」と位置付け、夏に開かれるパンパシフィック大会とアジア大会に照準を定めている。

3吉住、ドラフト1位指名・プロ野球ソフトB

ソフトバンク入団に合意し、球団のスカウトと握手を交わす鶴岡東高の吉住晴斗(右)=11月、鶴岡市 ソフトバンク入団に合意し、球団のスカウトと握手を交わす鶴岡東高の吉住晴斗(右)=11月、鶴岡市

10月のプロ野球・ドラフト会議で鶴岡東高の投手吉住晴斗がソフトバンクから1位で指名を受けた。1位指名は県内高校生では初めて。185センチの長身から投げ下ろすストレートを武器とし、夏の全国高校野球選手権山形大会では大会屈指の右腕として注目された。甲子園には2年時に出場。王貞治会長、工藤公康監督から「将来的にチームを引っ張る選手になってほしい」とのメッセージとサインボールを贈られ、吉住は「球団のエースと呼ばれる選手になるために頑張りたい」と決意を語った。

4世界新体操、国井の日本が銅

8~9月にイタリアのペーザロで行われた新体操の世界選手権で、国井麻緒(東女体大・山形RG・日大山形高出)がメンバー入りした日本が、団体総合で銅メダルを獲得した。同種目での表彰台は42年ぶりの快挙。国井はフープのメンバーとして出場し、団体種目別のフープでも3位に入る原動力になった。2016年のリオデジャネイロ五輪は補欠メンバーで出場はかなわず、一時は現役引退も考えたが、悔しさを糧に大きな飛躍を遂げた。

5渋谷氏に「育成功労賞」・日本高野連

高校野球の指導、育成に尽力した監督らをたたえる日本高野連の2017年度「育成功労賞」に、日大山形などの監督として春夏通算22度の甲子園出場を果たした渋谷良弥氏が選出され、8月に表彰された。

渋谷氏は母校の日大山形で30年間にわたり指導し甲子園に夏11回、春3回導いた。その後に青森山田、山形商で監督を務め、昨夏に退いた。現在は本県で小学生から高校生までを指導している。



6ドリームキッズ出身選手が全国優勝

県スポーツタレント発掘事業「YAMAGATAドリームキッズ」の出身者2人が10月の「えひめ国体」で優勝した。カヌースプリント少年男子カヤックフォア200メートルの戸田風優人(谷地高)、ボート少年女子シングルスカルの鈴木伶奈(酒田光陵高)。全国主要大会で優勝した初めての出身者となった。事業9年目で育成の成果を示した。

7土居がサッカー日本代表に初招集

サッカーの東アジアE-1選手権が12月に開かれ、男子の日本代表にJ1鹿島のMF土居聖真(山形市出身)が初招集された。土居は第2戦(対中国)と第3戦(対韓国)で先発。中国戦では左サイドでプレーし、ドリブルやクロスで積極的に攻撃に絡み「楽しもうと思ってやった」と振り返った。2018年のワールドカップ・ロシア大会に出場なるか、注目される。

8モンテ監督に木山氏、1年目は11位

サッカーJ2・モンテディオ山形の新監督に木山隆之(たかし)氏が就任。元日本代表MF本田拓也ら新戦力12人を加えてシーズンに臨んだ。一時はJ1昇格プレーオフ出場圏内の5位に浮上したが、後半戦は9戦連続勝利なしなど失速。11位で終えた。新スタジアム関連では、県内の経済関係3団体が中心となり、建設、運営などの主体となる新会社が9月に設立された。

9全国高校スケートで山形中央女子勢が活躍

1月の全国高校スケート・アイスホッケー選手権で、山形中央の女子勢の活躍が際立った。鈴木杏菜、ウィリアムソン・レミが軸となり、2000メートルリレーと団体追い抜きで優勝。初めて学校対抗で頂点に立った。4月からは有力な1年生小坂凛も加わり、来年1月の同選手権でも好成績が期待される。

10都市対抗野球、きらやか銀行が2年連続出場

きらやか銀行が6月の都市対抗野球第2次予選東北大会の第2代表決定戦に勝利し、2年連続の出場を決めた。7月の本大会では1回戦でホンダ鈴鹿(鈴鹿市)と対戦。右腕のエース小島康明を軸に中盤まで先行したものの、2-3で逆転負けを喫し、前回大会に続く2回戦進出はかなわなかった。

次点B2山形ワイヴァンズECにクック氏

バスケットボール男子・Bリーグ2部のパスラボ山形ワイヴァンズは今季、指揮官として独自の役職であるエグゼクティブコーチを新設し、秋田でアシスタントコーチを務めたジョセフ・クック氏が就任した。ヘッドコーチに就いた小関ライアン雄大氏が補佐し、来春までのリーグ戦に臨んでいる。

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