秋風の中、深紅の花 寒河江・慈恩寺のヒガンバナ

2020/9/26 22:08
慈恩寺の参道わきで空に向かうように咲き始めた深紅のヒガンバナ=寒河江市

 秋の彼岸を過ぎ、寒河江市の古刹(こさつ)・本山慈恩寺で参道や境内のヒガンバナが咲き始めた。最近までの暑さを忘れさせる秋風の中、例年より遅めの深紅の花が参拝客を出迎えている。

 日陰を好むヒガンバナは初秋の涼しくなった頃に咲くとされる。慈恩寺には半世紀前から群生しているといい、10年ほど前からは周辺住民が観光資源にと手入れを始めた。今では名所の一つになっている。

 慈恩寺の秘仏を公開する特別展が開催中とあって、週末26日は境内に家族連れなどの姿が見られた。本堂へと続く道沿いを赤々と彩るヒガンバナに「こんなに多く咲くんだ」「すごく赤い」と驚く人も。

 近くに住む秋葉京子さん(71)は「夏が暑すぎたから開花はいつもよりゆっくり。茎の太さが場所によって違うのが面白い」と話しながら、この日も見栄えを良くしようと草取りに精を出していた。

 見頃を迎えるのは10月に入ってからで、中旬まで花の波が楽しめそうだ。

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