火花散らす、積極プレス きょうアウェー水戸戦

2020/10/21 07:53

 サッカーJ2は第28節の21日、各地で11試合が行われる。モンテディオ山形は午後7時から水戸市のケーズデンキスタジアム水戸で水戸と対戦する。山形は5試合13得点、水戸もリーグ最多得点と攻撃陣が力を発揮しており、互いに武器とする積極的なプレスの攻防が見どころだ。

 山形は20日、非公開練習で調整した。第22節以降の後半戦は5勝1敗と好調だ。ホームで行われた前節は愛媛を4―1で破り、今季初の3連勝とした。通算成績10勝8分け9敗で、順位は今季最高の8位に上がった。

 水戸は同9勝8分け10敗の12位。山形の石丸清隆監督は「攻守ともに積極的なチーム。点が取れる選手がたくさんいる」と分析する。総得点46はリーグトップで、4―4―2の陣形でサイドハーフに入るFW山口一真が11得点、2トップの一角を担うFW中山仁斗が10得点とけん引する。サイドバックも加わる分厚い攻撃が売りだ。

 一方でビルドアップ(組み立て)はプレスに苦しむ場面があり、新潟に1―3で敗れた前節はミスが失点に直結した。守備は前線からボール保持者に詰め寄るため、「怖がって逃げるようなプレーをすると、相手ペースになってしまう」と石丸監督。後方からのショートパスのつなぎは精度と冷静さが求められる。

 山形は「思った以上に疲労感がない」(石丸監督)などとして、3試合連続で同じ先発メンバーだったが、次節までは中2日で続く厳しい日程。連勝を伸ばすためには、控え組の奮闘が必須になりそうだ。

技巧派トップ下として存在感を見せるMF南秀仁=天童市・県総合運動公園

MF南「もっと上へ勝ち続けたい」

 ○…3連勝の立役者の一人はMF南秀仁だろう。シーズン途中の主力移籍に伴い、新たな布陣のトップ下として存在感を発揮。「上に行くには勝ち続けなければいけない。もっと連勝を伸ばしたい」と言い切った。

 以前は主にサイドハーフとして出場していたが、4―2―3―1の陣形変更に伴い、最も得意と自負する中央に位置を移した。1トップに入るFWビニシウス・アラウージョとは「いろいろと話さなくても、サッカーに対するイメージが似ている」と相性は抜群だ。前節のホーム愛媛戦ではアラウージョの1点目をクロスでお膳立て。左足アウトサイドで蹴った絶妙なスルーパスで、その後の2点目も呼び込んだ。

 指揮官から「(攻撃の)ストーリーを描ける選手。もっと前を向いて仕掛けられれば怖さが出てくる」と期待を集める技巧派。中2日の連戦にも「消耗は少なく、体も大丈夫。今できていることを続けていきたい」と意気込んだ。

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