常長、不屈の姿を舞台化 高畠でミュージカル、観客に勇気と希望

2020/10/26 08:45
支倉常長が率いた慶長遣欧使節団の帰国400年を記念したミュージカル=高畠町文化ホールまほら

 米沢生まれとされる支倉常長が率いた慶長遣欧使節団の帰国400年を記念したミュージカル「ジパング青春記」が25日、高畠町文化ホールまほらで上演された。慶長の大地震発生から使節団が出帆するまでの多難な道のりと人々の不屈の精神を描き、約260人の観客に勇気と希望を届けた。

 記念事業の一環として、米沢市内外の有志でつくる「支倉常長日西文化協会」(九里広志理事長)が劇団わらび座(秋田県)に公演を依頼した。使節団は仙台藩初代藩主の伊達政宗の命で、1613(慶長18)年に出発し、メキシコやスペインなどを巡り20年に帰国した。

 舞台は地震による津波で家族を失った主人公の若者が、常長や政宗と触れ合う中で夢や希望を得ていく物語。身分や宗教が異なる使節団員の争いを、団長の常長が「これは政宗の船だ」と収める見せ場もあった。

 新型コロナウイルスの収束が見えない中、九里理事長は「苦難を乗り越えて帰国した常長の歴史に学び、この時代を生き抜くヒントにしたい」と話した。

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