工程手引書で干し柿の高品質維持 上山のブランド推進協が作成

2020/10/26 12:41
かみのやまブランド推進協議会が作成した干し柿の加工工程や品質管理などを解説した手引書

 かみのやまブランド推進協議会(石山真一会長)は、上山市特産の「干し柿」の加工工程や品質管理などを解説する手引書を作成した。生産工程を統一化し、高品質な干し柿を全国へ届けてもらおうと、生産者らに配布した。

 昼夜の寒暖差が大きく、蔵王連峰から吹き下ろす寒風により、生産の好適地とされ、市内本庄地区を中心に干し柿作りが盛んに行われている。これまで生産工程は統一されておらず、近年の異常気象や生産者の高齢化などもあり、干し柿作りの継承が難しくなっている。そこで品質の高さを維持していこうと、県村山総合支庁の協力を得て加工技術のポイントをまとめた。

 「干し柿づくりの工程と乾燥程度の目安」では、皮をむいた時の重さに対し、3分の1以下の重量になれば乾燥仕上がりの目安と説明している。品質基準については「明るい色で白粉が均一なもの」とし、黒やくすんだ色、亀裂や中に空洞があるものなどは出荷しないとしている。皮むきやつるすための連づくり、屋外乾燥や火力乾燥、屋内乾燥といった一連の工程も詳しく解説している。

 A4判で25ページ。300部作り、生産者に配布した。同協議会事務局の市農林夢づくり課は「今月下旬から干し柿の生産が本格化する。ぜひ手引書を活用してより良い商品の安定供給に努めてもらいたい」と話している。

記事・写真などの無断転載を禁じます
[PR]
おすすめニュース

県内ニュース最新一覧

[PR]