クマ、鶴岡では住宅地に 一斉下校や注意喚起

2020/10/27 09:19
教員や保護者に見守られながら、一斉下校する児童たち=26日午後2時50分、鶴岡市柳田

 26日午前8時15分ごろ、鶴岡市小真木原町でクマ1頭を目撃したと、車で通り掛かった女性が110番通報した。現場は同市小真木原公園の駐車場内で、付近に小中学校のある住宅地。市や鶴岡署が注意を呼び掛けている。

 市や同署によると、クマは体長約1.5メートルで、同公園内の駐車場から正門出入口の方向へ走っていったという。午前8時40分ごろには公園から約600メートル東の日枝神社近くでもクマが目撃された。

 地元猟友会は、現場近くの茂みなどを捜索し、花火などで追い払いを試みたが、クマは確認されなかった。現場周辺の小中学校計6校では、一斉下校や保護者に直接迎えに来てもらうなどの対応を取った。

 同市では7日、男性がクマに襲われ、翌8日に同一とみられるクマ1頭が駆除された。15日にも1頭が駆除されている。市は今回目撃されたクマが近くに潜んでいる可能性もあるとみて、林など見通しの悪い所に近づかないよう呼び掛けている。

住民に不安募る

 鶴岡市内で相次ぐクマの出没に、現場近くの住民からは不安の声が聞かれる。同市日枝で1人暮らしの女性(88)は「60年以上この場所に住んでいるが、こんなことは初めて」と驚きを隠さない。「夜も何かあったらと思うと不安。今後、なるべく外出しないようにする」と話した。

 同市朝暘四小の児童の母親は「この前に続き、またかという感じ。子どもにクマよけの鈴を持たせるなど、できる対応をしていくしかない」と話していた。

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