新山形市民会館、他施設との違い明確に 県民会館跡地に整備計画、検討懇話会初会合

2020/10/27 10:41
昨年11月末に閉館した県民会館。跡地に新市民会館の整備が計画されている=山形市

 山形市が同市七日町3丁目の県民会館跡地に整備を計画している新しい市民会館に関する検討懇話会の初会合が26日、山形市役所で開かれた。JR山形駅西口地区にオープンしたやまぎん県民ホール(県総合文化芸術館)や山形テルサとの違いを明確にし、県都の中心市街地にふさわしく、にぎわいを創出できる施設にしてほしいなどの意見が出された。

 懇話会は有識者、利用団体や地域の関係者ら9人で構成。市側は、現在の市民会館(香澄町2丁目)が1973(昭和48)年の建設から47年が経過し、老朽化が進んでいることに加え、中心市街地のにぎわい創出の狙いもあり、移転を前提に県との間で譲渡協議を進めていると説明し、意見を求めた。

 出席者からは市内には2001席の大ホールを備えたやまぎん県民ホールをはじめ、山形テルサ、市中央公民館など大小さまざまなホールがあり、違いを明確にし、市民が納得できる施設にする必要があるとの意見が相次いだ。中心市街地に立地するため「新たな人の流れをつくれる施設にしたい」とし、イベント時以外も人が出入りできる施設にとの意見も複数あった。

 文化団体などを対象に行ったアンケートの結果も報告された。現状の市民会館に満足しているかとの質問では「いいえ」が59%、「はい」が35%だった。不満足の理由では▽駐車場の割引がない▽広さが活動に適していない―などが多かった。

 市は懇話会の会合を重ねるなどし、2020年度内に整備方針、施設概要、整備手法、スケジュールなどを盛り込んだ基本構想を取りまとめる予定にしている。懇話会のメンバーは次の通り。

 坂口大洋仙台高等専門学校建築デザイン学科教授、志賀野桂一東北文化学園大学特任教授、丸山傑東北芸術工科大コミュニティデザイン学科専任講師、板垣善朗ニュースプロモーション代表取締役、小沢成光市芸術文化協会長、西浜秀樹山形交響楽協会専務理事、草壁利則第四地区町内会連合会長、船山隆幸市中心商店街まちづくり協議会長、横尾香矢子山形商工会議所女性会副会長

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