大石田町、調停申し立てへ 入札不正違約金、山形建設が支払い拒否

2020/10/31 12:36

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 大石田町は30日、町発注の町民交流センター「虹のプラザ」と消防分署の建築工事を巡る入札不正事件に関し、山形建設(山形市)などに違約金約4億6500万円の支払いを求め、山形簡裁に調停を申し立てることを決めた。町は8月に違約金を請求していたが同社側が支払いを拒否した。

 町議会臨時会が同日開かれ、弁護士費用2860万円を追加し、総額63億9589万円とする2020年度一般会計補正予算など関連議案が可決された。

 町建設工事請負契約の約款は、受注者が談合や贈賄の罪で刑罰を受けた場合、請負代金の2割を違約金として支払わなければならないと定めている。町によると、山形建設側は当初の請求に対し、今回のケースは当てはまらないとして無効を訴えているという。

 町が請求する違約金は虹のプラザが4億818万円、消防分署が5734万円。虹のプラザ分は山形建設と共同企業体(JV)を組んで受注した本間建設(尾花沢市)にも連帯して支払うよう求めている。

 二つの工事を巡っては、前副町長が官製談合防止法違反や収賄などの罪で、山形建設元専務が贈賄と公競売入札妨害、談合の罪でそれぞれ起訴された。2人とも7月に山形地裁で執行猶予付きの有罪判決を受けている。(玉虫秀明)

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