それぞれの願い込めて植樹 天童、山形、米沢で「最上川さくら回廊」

2020/10/31 20:49
「大きくなってね」と仲良く植樹した、あけぼの幼稚園の園児=天童市・山口西工業団地 

 最上川沿いを中心に桜並木をつくり、郷土愛と自然を慈しむ心を育む山形新聞、山形放送の8大事業「最上川さくら回廊」の植樹が31日、天童と山形、米沢各市の3会場で行われた。親子連れや幼稚園、グループごとに地域の発展や家族の成長など、それぞれの願いを込めて桜の苗木計38本を植えた。

 総合植樹式は天童市の山口西工業団地で行われ、約100人が参加した。提唱者を代表し、寒河江浩二山形新聞社長(山形新聞グループ経営会議議長)が「事業は友好交流の証として国際的な広がりを見せている。国連の持続可能な開発目標(SDGs)の理念と合致する取り組みとしても注目され、さらに盛り上げていく必要がある」とあいさつした。

 主催者を代表して山本信治天童市長が「桜が成長し、多くの人たちの心の癒やしや憩いの場所となるよう願う」と述べた。来賓の若松正俊副知事が吉村美栄子知事のメッセージを代読し、竹下正一国土交通省山形河川国道事務所長が祝辞を寄せた。

 あけぼの幼稚園年長の須田寛人(ひろと)ちゃん(5)と安西一葵(いつき)ちゃん(5)に板垣正義山形放送社長が苗木に取り付けるプレートを贈呈。若松副知事、竹下所長、山本市長、山崎諭天童市議会議長、寒河江社長、板垣社長が記念植樹を行った後、参加者が苗木の根元に丁寧に土をかぶせ、成長を願った。

 最上川さくら回廊事業は1996年に始まった。これまで県内と宮城県東松島市で桜を植え、今年を含め植樹数は計176カ所、5333本となる。海外版として台湾、中国、ブラジル、タイにも植えている。

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